御来訪有難うございます。 トップ「湖山のきょう底」へ戻る
本書は酒井暉晁編『日用文注解』(明治八年)を現代漢字かな表記になおして振り仮名をふったものである。江戸期古文書を初めて読む場合、その書体読解と同時に、現代では使われていない様々な言い回しに慣れる事が、キーポイントとなるだろう。その意味で、江戸期に日用的に使われた手紙文例を集めた原著は、江戸期の文型読解用の入門書として最適と思う。原著に採用されている毛筆のくずし字書体は引用禁止(国会図書館)と聞くので、文面と慣用句の学習が可能な体裁にして、ここに紹介する。更に興味ある方は原著を参照していただきたい。国会図書館のデジタルライブラリを検索すれば、容易に見いだす事ができる。
原著:酒井暉晁編『日用文注解』(国立国会図書館デジタル化資料)
日用文注解(上)
日用文注解(下)
2014年7月 version 1.0 公開
本書の目次
著者:加藤湖山
e-mail: kozan27ho@gmail.com
Copyright (C) 2014- K. Kato, All rights reserved.